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2008/12/06 (Sat) 21:00

般若波羅蜜多呪はなぜ音訳されているか

日本語に訳せないとされている般若心経の真言(マントラ)、
「羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶」が、
なぜ音訳されているのか、その理由を解説します。
般若心経は実践の勧めで以前解説しましたが、もう一度マントラ部分を解説します。

原語のサンスクリット語ではこうなっています。
「Gate Gate Paragate Para Samgate Bodhi Svaha」
「ガテー ガテー パーラガテー パーラ サンガテー ボーディ スヴァーハー」

それぞれ意味を訳してみます。
・gate 文法的には行ったという過去完了、転じて(乗り越えて)行け、修行せよの意味
・para 向こう岸、彼岸の意味、つまり悟り、涅槃の意味
・sam 強調の意味、または共にの意味、ここではもっと、真剣になどと訳すのが妥当
・bodhi 理解、智恵、悟りの意味
・svaha 幸いなれなどの意味を持つ感嘆詞

マントラ全文の中心的な意味を訳すとこうなります。
「修行せよ 修行せよ
 彼岸を目指して修行せよ 彼岸を目指して徹底的に修行せよ
 智慧、悟りよ幸いなれ」
これが中心の意味ですが、
なぜ意訳されず音訳されているのかは以下の理由だと考えられます。

1.音の響きによる詩的・音楽的意味、特に力強さと暖かさを保持するため。
2.それぞれの単語の意味が全てダブルミーニング・マルチミーニングなので、
 単なる意訳ではニュアンスが伝わらない。

この2つが音訳されている理由だと考えられます。
このマントラを唱える場合はメインの意味と副次的ニュアンスを理解した上で、
原文のサンスクリットで唱えるのが最も良いでしょう。

ブッダの力強い励ましと、暖かい祝福が聴こえてくるようではありませんか!
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