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2013/04/01 (Mon) 01:15

SynapticCPU高使用率問題解消

Synaptic パッケージマネージャは非常に便利なツールである。パッケージのインストール・アンインストールだけでなく、パッケージの名前が分からないパッケージの検索や、パッケージの概要、依存関係、インストールされたファイルを簡単に調べることができ、リポジトリの管理もできる。

欠点はCPUパワーを使い重いことである。特に非力なPCの場合CPU使用率が100%に達し、Synaptic だけでなく他のアプリケーションにまで影響を及ぼし、ほとんどフリーズに近い状態になり、使い物にならない場合がある。

何がそれほどCPUパワーを消費するかというと、Quick filter 機能に問題があるからである。Quick filter は、全てのパッケージにインデックスをつけるため、CPUパワーを消費する。またメモリも消費する。さらに、Synaptic が起動していないときもバックグラウンドで実行される場合があり、そのときもCPU使用率が高くなる。

インデックス化しているプログラムの正体は、/usr/sbin/update-apt-xapian-index で、synaptic 本体からと /etc/cron.weekly/apt-xapian-index から実行される。

CPU高使用率問題を解消するには2つの方法がある。
・パッケージ apt-xapian-index を削除する。
・update-apt-xapian-index の実行優先度を下げる。


以下、2つの方法について解説する。

・パッケージ apt-xapian-index を削除する。
パッケージ apt-xapian-index を削除するとCPU高使用率問題は解消する。削除方法は以下。

sudo apt-get remove apt-xapian-index


ただし副作用がある。Quick filter が使えなくなるので、パッケージの検索をしたい場合遅くなることと、それより重要な副作用として、Synaptic はことあるごとに表示しているパッケージ一覧リストを更新するので、その更新に時間がかかることである。

筆者の古いノートPC(スペックはこちら)では、何かした場合、例えば起動時や Reload の後など、一覧画面が表示されるまで30秒ほどかかる。しかしフリーズしてしまうよりましである。

ならばいっそのこと Synaptic など使わずに、apt-get だけで済ませてしまえば良いと思う方も多いと思うが、最初に記述したように、Synaptic にはパッケージのインストール・アンインストール以外にも便利な機能があるので、全く使わないのはもったいない。状況によって Synaptic と apt-get を使い分けるのが良い選択であろう。


・update-apt-xapian-index の実行優先度を下げる。
これは結構大変な作業である。しかもやってみなければ実際に効果があるかどうか分からない。筆者の非力なノートPCでは、残念ながらやっぱり使えなかった。しかしもう少しスペックの良いPCなら効果があるかもしれない。以下やり方について。

前述のように、update-apt-xapian-index は Synaptic 本体からと /etc/cron.weekly/apt-xapian-index から実行される。従って Synaptic 本体と /etc/cron.weekly/apt-xapian-index の2つを変更する必要がある。

このうち、/etc/cron.weekly/apt-xapian-index を変更するのは容易である。エディタで /etc/cron.weekly/apt-xapian-index を root 権限で開き、次のように変更する。

# Rebuild the index
if [ -x "$CMD" ]
then
        if [ -x "$IONICE" ]
        then
                # ここを変更
                #nice -n 19 $IONICE -c 3 $CMD --quiet
                $IONICE -c 3 nice -n 19 $CMD --quiet
        else
                nice -n 19 $CMD --quiet
        fi
fi


Synaptic 本体から実行される update-apt-xapian-index の実行優先度を下げるには、Synaptic のソースを入手して自分でコンパイルする必要がある。

ソースの入手先は以下。
https://launchpad.net/ubuntu/precise/+package/synaptic

ダウンロードしたあと解凍し、次のファイルを編集する。

synaptic-0.75.9/gtk/rgmainwindow.cc


889行目からを以下のように変更する。
変更前

    char *argp[] = {"/usr/bin/nice",
                   "/usr/bin/ionice","-c3",
                   "/usr/sbin/update-apt-xapian-index",
                   "--update", "-q",
                   NULL};


変更後

    char *argp[] = {"/usr/bin/ionice", "-c3",
                   "/usr/bin/nice", "-n19",
                   "/usr/sbin/update-apt-xapian-index", "--update", "-q",
                   NULL};


次に必要なパッケージをインストールする。(実際は一行)

sudo apt-get install gcc make gnome-common libpango1.0-dev libgtk2.0-dev libapt-pkg libvte-dev xmlto libept-dev


ディレクトリを移動する。

cd synaptic-0.75.9


autogen.sh を実行する。

./autogen.sh


次に configure, make, make install を実行する。configure する際、--prefix オプションをつけておく。その理由は、現在ある Synaptic を上書きしないためである。先ず満足のいくパフォーマンスが得られるかどうか確かめておく必要がある。手順は以下。

./configure --prefix=~/usr
make
make install


エラーが出るかもしれないが、それでもなんとかインストールに成功したら、コマンドラインから Synaptic を起動してパフォーマンスをテストする。

sudo ~/usr/sbin/synaptic


満足のいくパフォーマンスが得られたら旧い Synaptic を削除して、configure からやり直して新しい Synaptic をインストールすれば良いし、パフォーマンスが得られなければ新しい Synaptic をアンインストールすれば良い。

Good Luck!!

追記
update-apt-xapian-index の実行優先度を下げるには、リコンパイルする方法以外に renice コマンドを使う方法がある。そちらの方がリコンパイルするより簡単だろう。しかし試していないので、興味のある方は自分でやってみると良いだろう。

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2013/04/24 (Wed) 22:00

Bodhi Linux 日本語化

Bodhi Linux 2.x.y の日本語化について。


・Bodhi Linux の日本語化についての予備知識

Bodhi Linux 2.x.y シリーズは、Ubuntu 12.04 (コードネーム Precise Pangolin)をベースとしている。従って、基本的に Ubuntu の日本語化の方法と同じである。

Bodhi Linux を完全に日本語環境にしてしまうのであれば、Ubuntu Japanese Team のパッケージをインストールするのが最も簡単かつ確実であろう。ただし、多言語環境で使う場合は一部に不具合が出ることがあるようである。

もう一つの方法は、日本語ランゲージパック、日本語インプットメソッド、日本語フォントをインストールして日本語化する方法である。ただしこの場合は、一部の日本語に不具合が出ることがあるようである。
従って、日本語環境に重点を置くか、多言語環境に重点を置くかでどちらかを選択する必要がある。

詳しくは以下の Ubuntu Japanese Team の「Ubuntuの日本語環境」を参照のこと。Japanese Team による追加パッケージの利用方法もこちらに書いてある。
http://www.ubuntulinux.jp/japanese

今回ここでは、多言語を重視した方法、つまり Japanese Team による追加パッケージを使わず、日本語ランゲージパック、日本語インプットメソッド、日本語フォントをインストールする方法について記述する。ただし、Bodhi Linux のバージョンによってやり方が多少異なる。パージョンが新しいほど設定が単純で、古いほど複雑な設定が必要。ここでは執筆時点の最新バージョン 2.3.0 の例で解説する。


・インストールするパッケージ

日本語ランゲージパックは、language-pack-gnome-ja をインストールすると他の必要なパッケージもインストールされる。Firefox のロケールパッケージもインストールされるが、Thunderbird のロケールパッケージはインストールされない。Thunderbird のロケールバッケージもインストールするなら、thunderbird-locale-ja もインストールする。

日本語インプットメソッドは、ibus-mozc で良いだろう。ibus-mozc をインストールすると、他の必要なパッケージもインストールされる。

日本語フォントは好きなものを選べば良い。メジャーなところでは、Takao, IPA, VLなどがあるが、今回は Ume P Gothic C5 Medium を使うことにした。このフォントは fonts-horai-umefont パッケージに含まれている。

インストールするパッケージをまとめると以下。
language-pack-gnome-ja, ibus-mozc, fonts-horai-umefont, (thunderbird-locale-ja)

Synaptic パッケージマネージャまたは、apt-get install コマンドを用いてインストールする。


・フォントの設定

fonts-horai-umefont には、いくつかのフォントが含まれている。この中で、Ume P Gothic C5 Medium を使いたい。そのための設定方法。
ラテン文字以外のフォントの優先順位は、基本的に /etc/fonts/conf.d/65-nonlatin.conf に記述する。(一部のフォントは独自のファイルに記述しているが、そうするとフォントの優先順位の記述が複雑になる。)エディタで /etc/fonts/conf.d/65-nonlatin.conf を開くと3つのセクションに分かれているのが分かる。

<family>serif</family>
<family>sans-serif</family>
<family>monospace</family>

serif は髭飾りのついた書体、sans-serif は髭飾りのない書体、monospace は均等幅の書体である。日本語の場合は、serif にはプロポーショナル明朝体、sans-serif にはプロポーショナルゴシック体、monospace には均等幅ゴシック体を割りあてることが多い。それぞれのセクションの、上にあるフォントが優先される。

筆者の場合は明朝体は好きではないので、serif にもゴシック体を割り当て、また Ume P Gothic の Regular は線が細いので Medium フォントを優先して割り当てた。設定ファイル /etc/fonts/conf.d/65-nonlatin.conf の記述例は以下。

<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
<fontconfig>
    <alias>
        <family>serif</family>
        <prefer>
            <family>Ume P Gothic C5</family>
                        (中略)
        </prefer>
    </alias>
    <alias>
        <family>sans-serif</family>
        <prefer>
            <family>Ume P Gothic C5</family>
                        (中略)
        </prefer>
    </alias>
    <alias>
        <family>monospace</family>
        <prefer>
            <family>Ume Gothic C5</family>
                        (中略)
        </prefer>
    </alias>
</fontconfig>


一旦ログアウトして再びログインすると設定が反映される。
設定の確認は以下のコマンド。それぞれ設定したフォントが表示されればそれでOK。

fc-match :lang=ja
fc-match serif:lang=ja
fc-match sans-serif:lang=ja
fc-match monospace:lang=ja


・ibus-mozc の設定

1.以下の順で Input Method Settings ダイアログを開く。

Main Menu -> Settings -> All -> Language -> Input Method Settings


2.ダイアログモードが Advanced になっている場合は Basic をクリックする。
Imput_Method_Settings.png
3.Use No Input Method のチェックを外す。
4.ibus をクリックする。
5.Setup Slected Input Method をクリックする。
6.Input Method タブをクリックする。
IBus_Preferences.png
7.Customize active input methods のチェックを入れる。
8.Select an input method をクリックする。
9.Japanese Mozc をクリックする。
10.Add をクリックする。
11.Close をクリックする。
12.Input Method Settings ダイアログの OK をクリックする。

これでシステムトレイにキーボードアイコンが現れ日本語入力が可能になるが、しかし再起動するとキーボードアイコンが消えて日本語入力ができなくなる。これを修正するには以下の処理を行う。

1.以下の順で Input Method Switcher ダイアログを開く。

Main Menu -> Settings -> All -> Preferences -> Input Method Switcher


Imput_Method_Switcher.png
2.Use IBus (ibus) を選択する。
3.OK をクリックする。


・日本語化

一旦ログアウトし、ログイン画面の Language より ja_JP 日本語(日本)を選択してログインする。これで日本語化されている。他の言語にする場合は一旦ログアウトし、ログイン画面の Language より言語を選択してログインする。(もちろん先に記述した方法で言語をインストールしていることが前提。)


・フォルダの英語化

上記までの状態だと、ホームディレクトリに「Desktop」というフォルダと「デスクトップ」というフォルダの2つができてしまう。英語(Default)でログインしたときはDesktopフォルダ、日本語でログインしたときはデスクトップフォルダが使われ互いに共通していないので非常に不便である。そこでこれを解消する方法。

1.xdg-user-dirs-gtk-update をインストールする。
2.一旦ログアウトし、英語でログインする。
3.「デスクトップ」フォルダを削除する。
4.もう一度ログアウトし、日本語でログインする。
5.この時、フォルダ名を英語にするか日本語にするか訊いてくるので英語にする。

この方法だと Desktop 以外にも Documents, Download, Music, Pictures, Public, Templates, Videos のフォルダができてしまうが、「Desktop」と「デスクトップ」の二重性は解消される。


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2013/04/27 (Sat) 01:00

Linux ホスト VMWare 3D アクセラレーション

VMWare Player で Linux をホストにした場合の 3D アクセラレーションについて。

Linux をホストにした場合次のようなエラーメッセージが表示され、3D アクセラレーションが無効になることがある。

No 3D support is available from the host. The 3D features of the virtual machine will be disabled.

Hardware graphics acceleration is not available. As a result, this virtual machine may experience very low graphics performance. Follow the instructions provided by your graphics card vendor or Linux distribution in order to update your computer's OpenGL drivers.


3D アクセラレーションが無効になると、3D アクセラレーションを必要とするデスクトップ(Gnome Shell, Cinnamon など)を動作させることができない。このエラーに対する対応方法。

/etc/vmware/config または *.vmx ファイルに以下を記述する。

mks.gl.allowBlacklistedDrivers = "TRUE"


以下のパッケージをインストールする。

driconf
libtxc-dxtn-s2tc0


以上両方を行うとエラーメッセージが消え、3D アクセラレーションが有効になる。

動作確認環境
グラフィックチップ intel HD4000(3750K 内蔵)
VMWare Player 5.0.2
Ubuntu 12.04 64bit

参考URL
http://useranswer.com/answer/how-to-fix-3d-acceleration-for-vmware-workstation-9/
注:参考URLの mks.gl.allowBlacklistedDrivers = “TRUE” は直接コピーしても動作しない。理由は、“TRUE”のダブルクォートが正しいダブルクォートではないため。正しいダブルクォートは “TRUE” ではなく、"TRUE"。よく見ると書体が違うことが分かる。また、Ubuntu系には libtxc-dxtn というパッケージはない。ibtxc-dxtn-s2tc0 をインストールする。

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