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2010/07/21 (Wed) 21:00

四聖諦

ブッダ自身が何を説いたか説かなかったか、
今となっては明らかでない部分も多々ありますが、
少なくとも中道、四聖諦、八正道はオリジナルだというのが通説で、
また仏教の根本をなす重要な教えです。

四聖諦(ししょうたい)は以下の4つからなっています。

・苦諦(くたい) 生きていることは苦であるという真理
 ここで苦とは、一切皆苦で何もかもが苦であるという解釈や、
 四苦八苦が苦であるという解釈など、様々な解釈があります。
 しかし少なくとも、生きている限り通常、苦を避けられないということについては、
 異論がないと思います。

・集諦(じったい) 苦には原因があるという真理
 苦は理由なく存在しているのではなく、必ず原因があるということです。
 ブッダはその原因の主たるものを渇愛(欲望を満たそうとする心)だとしています。

・滅諦(めったい) 苦は滅することができるという真理
 ブッダは苦は滅することができるとはっきりと言っています。
 苦は滅することができるのです。
 滅することができるなら一切皆苦ではなくなります。
 苦の原因、つまりを渇愛を理解すれば、苦を滅することができる可能性が出てきます。

・道諦(どうたい) 苦を滅する方法があるという真理
 苦を滅する具体的方法である八正道です。
 八正道については以下の記事をご参照ください。
 八正道(はじめに)
 八正道(正見・正思)
 八正道(正語・正業)
 八正道(正命・正精進)
 八正道(正念・正定)

つまり、苦の存在を認識し、苦の原因を知り、正しく対応すれば、
苦は滅することができる、そうブッダは言っています。

参考記事
中道とはバランスである

瞑想・慈愛  |  トラックバック(0)  |  コメント(10)  |  ↑Top

Comment

No title

こんにちは!いつも大変参考になります。

四聖諦 ですが 原型は ブッダが説いたと思います。

スッタニパータ 937 から 940 あたりは 原型かな なんて思ったりしています。注目は940 で そこで順次実践の仕方・・・とあります。
ここは八正道をほうふつさせます。ただし 941以下は現在の形とまったく異なりますが。

ま とにかく ブッダが苦しみを問題として、呪文とかではなく実践的に解決の方法を示しているのは間違いありません。





ウタカタ |  2010年07月31日(土) 15:29 |   |  コメント編集

スッタニパータ

ウタカタさん

教えていただいた部分読んでみました。(今はネットですぐ出てくるので便利ですね)
なるほど、八正道とは多少異なりますね。違和感はありませんが、いろいろな見方や説き方があるものですね。勉強になります。ありがとうございます。
CyberBaba |  2010年07月31日(土) 22:35 |   |  コメント編集

No title

いつもお世話になります。

スッタニパータのあの部分-937-は四門出遊伝説もほうふつとさせます。
火のないところに煙は立たないわけで、現在 ブッダの説とされているものはたぶん、ほとんどブッダが説き、その後大幅に整備されて伝わっているのではないでしょうか。

 
< 少なくとも中道、四聖諦、八正道はオリジナルだというのが通説で、また仏教の根本をなす重要な教えです。

そうだと思います。
実践となると とてもとてもですが、少なくとも 実践できない自分を責めることなく、またブッダの教えを無視、忘れ去ることなく少しずつ といったところでしょうか。
ただ 八正道 はどちらかといえば出家者向きでしょうか?
ウタカタ |  2010年08月01日(日) 09:21 |   |  コメント編集

出家者向きか?

>火のないところに煙は立たないわけで、現在ブッダの説とされているものはたぶん、ほとんどブッダが説き、その後大幅に整備されて伝わっているのではないでしょうか。

大体においてはおっしゃるとおりだとは思いますが、どれがオリジナルか編集か偽作か区別がつかないのが現状だと思います。

ところで八正道が出家者向きかどうかですが、これは八正道をどう活かしていくかによると思います。例えば、正見は無我を見ることである、という解釈がありますが、この解釈では在家どころか出家でも正見などなかなかできません。この記事の道諦の項にリンクを張ってある「八正道シリーズ」の解釈では、ほとんどの項目は在家であっても誰でも実践できる内容になっています。しかも捻じ曲げはやっていません。是非ご参照ください。
CyberBaba |  2010年08月01日(日) 21:30 |   |  コメント編集

No title

こんにちは!

なるほど 解釈にも色々あるのですね。

八正道ですが、思ったのは 正・・・ とあり 何が正しいか 正しくないか 判断基準が難しいと思いました。お坊さんの戒律は八正道の具体化と取れるのでしょうか?

そうだとすると 専門のお坊さんでも判断基準を明確にする必要があったのでしょうか?
ウタカタ |  2010年08月02日(月) 07:58 |   |  コメント編集

No title

ウタカタさん

いつもコメントありがとございます。

おっしゃるとおり、何が判断基準かそこが難しいです。しかし原則的な基準は、苦がなくなる方向に行くことが正しいことだと言えるとと思います。

お坊さんの戒律ですが、いちおう八正道の具現化ではあると思います。しかし、世の中無常ですから、正しいという基準は変化し、今の世の中にあっていないものも結構あります。ブッダは自分の死後、いらない戒律はやめても良いと言っていたそうですが、具体的にどれとは言わなかったので、全部変えずにいるようです。
CyberBaba |  2010年08月02日(月) 22:04 |   |  コメント編集

No title

おはようございます。コメントありがとうございます。

四聖諦、八正道が仏教の極めて重要な実践的概念であり、戒律の上位概念というべきものといった面もあることがよく分かりました。

ところで 四聖諦、八正道 がいまの形で最初に文献に登場するのは いつごろ どの文献なのでしょうか?

お分かりでしたら 教えて下さい。

ウタカタ |  2010年08月03日(火) 08:02 |   |  コメント編集

初転法輪ですが

ウタカタさん

四聖諦、八正道が出てくるのは初転法輪、つまりブッダの最初の説法ですが、どの経典が最初なのかは存じません。

「初転法輪を詳しく見てみる」というサイトによると、初転法輪について書いてある経はたくさんあり、19も列挙されています。
http://www.geocities.jp/avarokitei/shotenporin-kuwasiku-miru/shotenporin-kuwasiku-mokuji.htm
 1、マッジマ・ニカーヤ(MN)vol1、pp171f
     同書 No.26ariyapariyesanasutta(聖求経)、volⅠ、pp173~175
 2、VinayaⅢ、Mahavaga1、Mahakkhandhaka6(volⅠ、pp9~10)
     同書、Mahavagga1、7~8
     同書、Mahavagga1、6、17f.volⅠ、pp10f
 3、四分律第32巻、受戒ケン度、2(大正蔵、22巻786~789ページ)
 4、五分律第十五巻(大正蔵、二十二巻104~105ページ)
 5、サンスクリット文「四衆経」11・17(S.142)
 6、「有部律破僧事」第六巻(大正蔵、24巻128~129ページ)
 7、スッタニ・パータ 355
 8、「中阿含経」第五十六巻「羅摩経」(大正蔵、一巻777~778)
     同書   同巻  (204)(大正蔵、11巻、777ページ以下)
 9、サンユッタ・ニカーヤ(SN) ⅩⅩⅡ、59、Ⅲ、p66~68.Ⅴ
     同書        Ⅴ、p420f
     同書        ⅩⅩⅩⅤ、114Marapasa 1;2(volⅣpp91~93)
     同書        LⅥ、24(vol、Ⅴ、p433)
     同書     (SN)56、Ⅱ、vol.Ⅴ、pp420~424(転法輪経)
 10、「雑阿含経」第九巻(244)(大正蔵二巻53ページ上―下)
     同書 第十五巻(大正蔵二巻104ページ中)
     同書 第十五巻(379経)(大正蔵、二巻103~104)
     同書 第二巻(34)(大正蔵、2巻7~8ページ)
 11、「転法輪経」(大正蔵、二巻503ページ中~下)
 12、「増壹阿含経」第十四、高幢品(大正蔵、二巻618~619)
 13、「三転法輪経」(大正蔵二巻504ページ)
 14、「仏本行集経」第33~34巻、転妙法輪品第37(大正蔵三巻605~616ページ)
 15、「普曜経」第七巻、梵天勧助説法品第23(大正蔵、3巻528~530ページ)
 16、「過去現在因果経」(大正蔵、3巻644~645ページ)
 17、「五蘊皆空経」(大正蔵、二巻499ページ)
 18、「方広大荘厳経」(大正蔵、三巻607~608ページ)
 19、「摩訶僧祗律」第二十三巻(大正蔵、22巻412ページ)

しかしどれが最初の文献なのかまでは書いてありません。
CyberBaba |  2010年08月03日(火) 23:13 |   |  コメント編集

No title

ありがとうございます。

なるほど、極めて多くの仏典に説かれているようですね!
それだけ 重要な教えであるとよく分かりました。

私もネットで検索しましたが 下のサイトでは スッタニパータ 第3章 12、二種の観察 724以下 を挙げています。苦しみについて詳細に記述されています。

http://x44.peps.jp/hana280710/book/c_index.php?set_c_rows=18&cn=5&tnum=2&md=&c_rows=1&c_rc=45&md=view

またよろしくお願いします。
ウタカタ |  2010年08月04日(水) 12:49 |   |  コメント編集

二種の観察

ウタカタさん

二種の観察読みました。
苦と苦の消滅を観察する。
そのとおりですが、詳細は結構難しいですね。
まだまだ修行が必要だと思いました。
ありがとうございます。
CyberBaba |  2010年08月04日(水) 23:25 |   |  コメント編集

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