QLOOKアクセス解析

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告  |  ↑Top

2011/01/10 (Mon) 21:00

サマタとヴィパッサナーの定義

このブログでのサマタ瞑想とヴィパッサナー瞑想の定義は曖昧すぎないか、
このようなご指摘をある方から受けました。
そこでこのブログでサマタとヴィパッサナーをどのように区別しているか、
あらためてはっきり定義することにいたしました。

何がサマタで何がヴィパッサナーか、流派によって区別は様々です。
そこでこのブログでは、瞑想法・テクニックによって区別するのではなく、
それぞれの言葉の語源と意味より、先ず何を「目的」としているか、
そして次にどういう「状態」かによって、サマタとヴィパッサナーを区別しています。

サマタは別名サマーディ瞑想とも呼ばれ、
八正道の正定、止観の止にあたり、心を止めて定め、心を安定させる瞑想です。
究極の状態のサマーディは思考や感情が全くまたはほとんどなく、
意識だけがある状態です。

ヴィパッサナーは「よく観る」「物事をあるがままに見る」という意味であり、
八正道の正念、止観の観にあたり、
自己をあるがままによく観る(観察する)ことにより智慧を得る、つまり洞察の瞑想です。
究極の状態は自己の本質を洞察することです。

厳密に言えばサマタ瞑想はサマーディの状態、
ヴィパッサナー瞑想は洞察していなければ瞑想ではとは言えないという考えもありますが、
それがちゃんとできるのはごく一握りの人だけになってしまい、
ほとんどの人は瞑想など全くしていないことになってしまいます。

ですからこのブログでは、
心を安定させることを目的にしている、あるいは安定していればサマタ、
洞察を目的にしている、あるいは洞察していればヴィパッサナーと定義しています。

(今までは洞察ではなく観察という言葉を使っていましたが、洞察の方が適切です。
 なぜなら観察は手段であり、目的ではないからです。)

またサマタとヴィパッサナーを厳密に分ける人もいますが、
実際には厳密にどちらか片方だけの目的と状態ということはほとんどありえず、
サマタとヴィパッサナーは不可分だというのがこのブログでの見解です。

いろいろ異論はあるでしょうが、言葉の定義にこだわって言い争いをしても仕方ないので、
サマタとヴィパッサナーの語源や意味に立ち返り、
主に目的、次に状態によって分けています。
こういう次第ですのでご了承ください。

瞑想・慈愛  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  ↑Top

Comment

マハシ式ヴィパッサナの腹の動きの観察と、
サマーディ瞑想であるアーナパーナの人中による呼吸の確認もあまり変わりが無いように思いますが、どうなのでしょう。
マハシの腹の観察では、それ以外の心の動きも観る、というのがアーナパーナとの違いですかね?
sunrise |  2011年03月21日(月) 08:03 |   |  コメント編集

マハシ式とアーナパーナ

sunriseさん

コメントありがとうございます。

どの特徴をフィーチャーするかによって同じとも違うとも言えます。

呼吸を観るということに関しては、アーナパーナサティ・スッタ(安那般那念経)では、どこで観ろとは言っていません。どこで観ても呼吸が観られれば良いようです。したがって、腹で観ても人中(鼻の下)でも観ても基本的には同じはずです。しかし、人によってどちらが観やすいかの違いがあります。腹では簡単にできるのに、人中ではなかなかできない、あるいはその逆など様々です。ただし、どちらがより詳細に観る事ができる可能性が高いかと言えば人中です。なぜなら範囲が狭いため詳細に観えます。また腹と違い動かないので静的であり、心が動きにくいと言えます。したがって、集中してサマーディを目指すのであれば、つまりサマタ瞑想として行うなら、人中の方がより適しています。

マハシ式の腹の観察では、それ以外の心の動きも観ますが、アーナパーナサティ・スッタによれば、アーナパーナでも心の動きを観ます。アーナパーナサティ・スッタによると、アーナパーナは本来サマタ瞑想的要素よりヴィパッサナー瞑想的要素の方が強かったと考えられます。パオやゴエンカではサマタとして行いますが、それはアーナパーナの一部に過ぎないと言えるでしょう。

マハシ式ヴィパッサナの腹の動きの観察の特徴はラベリングにあるでしょう。しかしラベリングもやがて落としていくものなので、段階の問題とも言えます。

以上のように同じか違うかは一概に論じられません。

なお以下の記事も是非ごらんください。
呼吸を観る瞑想(アーナパーナ・サティ) 
http://cyberbaba.blog57.fc2.com/blog-entry-52.html

では、今後ともよろしくお願いいたします。
CyberBaba |  2011年03月21日(月) 18:33 |   |  コメント編集

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲TOP

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://cyberbaba.blog57.fc2.com/tb.php/181-7ab42ec4

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲TOP

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。