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2011/01/18 (Tue) 18:00

思考を観る瞑想

前回今ここの瞑想で、今ここにあることの重要性を確認しましたが、「そんなことは分かっている、それでも思考が止まらないんだよ。」そういう人も多いと思います。また瞑想では思考というのは妄想・悪であるという文脈で語られることが多いですが、必要なことも確かです。ブッダの説いた八正道に正思(正しく考える)というのもあるくらいです。そこで今回は思考を観る瞑想について解説します。ただし、例によって方法は他にもたくさんあるはずです。この方法だけが正しいという訳ではないので、その点は十分ご了承ください。

瞑想中に思考が現れた場合、呼吸などの今ここに戻るのが最優先です。主な理由は3つあります。1つ目は今ここが一番大事であること、2つ目は思考はいつでも現れてくるので、その気になればいつでも観ることができること、3つ目は初めから思考を観ようとすると、単なる雑念・妄想になる可能性が高いからです。それでも現れてくる思考、これには意味がある場合が多いので押し込めるよりも観察して理解する方が有効です。(ただし徹底してサマーディを目指すなどの修行をしている修行者の場合はまた別です。)

さて思考を観る瞑想の一方法です。ここでは呼吸を使った方法について書きます。

呼吸を観る瞑想をしているとします。思考が現れたらできるだけ呼吸に戻ります。マハーシ式ヴィパッサナー(気づきを頭の中で言語化する、つまりラベリングする瞑想)をされている方は、「考えている」とラベリングしてから呼吸に戻っても良いでしょう。ただしラベリングは必須ではありません。思考がどうでもいいような思考だったらさっさと呼吸に戻ります。もし自分にとって重要な思考だと思ったら1,2秒でさっと要約して呼吸に戻ります。例えば「誰々のことは許せないと思っている」などです。しかしできるだけ要約もしないで呼吸に戻るのが良いでしょう。しばらくするとまた思考が現れるでしょう。先ほどと同じように思考に気づき、呼吸に戻ります。

これを繰り返していると、どうでもいい脈絡のない思考が消えてきて、はっきりした脈絡・意味のある強い思考だけが残ります。このとき初めてはっきり思考を観ます。のめり込まないように、他人の意見を聴いているように、付かず離れず思考を観察します。そうすると自分の思考(言い換えれば意見と言っても良いでしょう)を客観視できるようになります。そしてその意見の要点が見えてきます。また大抵の場合は気づき、つまり今までと視点の違った観方を発見できます。慣れてくるといろいろな角度や次元からのたくさんの観方が次々に発見できます。そうなったらそれをできるだけ事務的に整理します。やっぱりどうでもいい事なら無視、結論や解決策が出たらなら結論や解決策を、まだまだ検討が必要なら中間報告を自分自身にします。書き留めておくのも有効です。

この方法をとれば、瞑想中の思考も日常生活で有効に活用できます。
無理やり思考を押さえ込むのは一般の方(というよりほとんどの人)にはお勧めできません。
是非自分なりにアレンジして試してみることをお勧めします。

なお、強い思考だけが残るようになるには、その人、その時によって変わります。すぐにできる場合もあれば、何日もかかる場合もあるでしょう。特に気に掛かる問題とか無いとか、集中瞑想に慣れてしまった場合などはそういう状態にはならないかもしれません。普段は思考が止まらないのに集中瞑想に慣れてしまった場合は、集中の対象を変えてみてください。

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