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2011/03/18 (Fri) 21:00

3/18福島原発今後の予測

福島原発事故当初は政府は嘘をついていたが、現在では嘘はついていないようだ。しかしあえて言わないことはある。それは予測についてである。客観的事実だけを伝え予測について言及しないのは、現時点においては賢明である。それは予測はあくまでも予測であり不確定要素が大きいこと、原発からの距離により人によって受け止め方が全く違うためである。従って何を言わなかったかにも注目し、予測についてはある程度自分で情報収集をして、自分で判断するしかない。これはある意味自分を守るための自己責任である。
3/26日追記
政府による嘘がまた始まってきた。30キロ圏外でも避難の必要がある地域が出てきたのに、直ちに健康に影響はないと繰り返している。詳しくはこちらを。
http://cyberbaba.blog57.fc2.com/blog-entry-203.html

以下政府があえて言わないことについての個人的な分析だが、筆者は現在東京にいるので、東京からの視点であり、もっと原発に近い地域の方には不快に思われる点もあるかもしれないので、その点はご容赦願いたい。

・作戦は成功するのか?
現在対応している処置は、空からの放水、地上からの放水、電線を引くことにより冷却機能を回復させるの3つである。
放水については、水蒸気が上がっているので多少は冷えているだろうが放射線数値は下がっていない、十分効果があがるには100回以上くらい継続して行うことが必要である、ということを言っている。言わないことは成功の見込みである。客観的に見て、可能性が低いのは誰の目にも明らかである。しかし成功するかもしれない。
電線については、電線を引いて冷却機能が回復することを期待すると言っている。回復するかどうかの予測については言っていない。これも客観的に見て厳しいのは明らかだろう。
従って現在の作戦は失敗する可能性が高い。しかし成功するかもしれない。
3/19日追記
無人による7時間連続放水を開始 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110319/k10014780481000.html
外部電源により一部冷却機能復旧 http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201103190022.html

・作戦が失敗したらどうなるのか?
これについても政府は何も言っていない。作戦が失敗したらメルトダウンする可能性が高い。ここで、原子炉内の燃料と、使用済燃料のことは分けて考える必要があるが、信頼できる情報が少なく、以後の予測はもっと大雑把になることを明記しておく。

・メルトダウンした場合の影響範囲は?
情報がやや旧く、使用済核燃料を考慮していないようだが、英国大使館の日本在住英国人に対する助言では、メルトダウンした場合の避難範囲は原発より半径50キロと予測されている。
http://togetter.com/li/112284
また、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、カナダは80キロ避難を自国民に対して呼びかけている。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110317/k10014740391000.html
外国の場合、自国民に被害が絶対に及ばない範囲を多めに見積もっているはずであり、また日本人と違い外国人は人数が圧倒的に少ないので、一度にこの範囲からの避難が可能なので、最初から予想最大範囲を通達していると考えられ、これ以上に被害が広がる可能性はごく僅かであろう。風などの影響でほんの僅かな時間、量でも放射線量が通常より上回る可能性のある地域はもっと広いであろうが、とりあえず現時点では無視してよいだろう。またメルトダウンの影響は急激に出るとは考えにくく、徐々に広がっていくと予想される。
3/19日追記 メルトダウンにより水蒸気爆発の可能性もあり、一時的に影響範囲が大きく広がる可能性があるかもしれない。
政府もメルトダウンと避難範囲拡大は考えているはずで、現時点では避難範囲を広げる予定はないと言っているが、将来的なことは言っていない。おそらく状況によって避難範囲を徐々に広げていくはずである。被害が急激に広がる可能性は低いのでそれで良いだろう。避難範囲は面積なので、距離の二乗になるので、急激に避難範囲を広げるのはより混乱を大きくする。外国人の場合、避難範囲を最初から広めに設定しておいた方が良いのに対し、対照的である。

・メルトダウン以上の被害拡大の可能性は?
最悪中の最悪は、核燃料が再臨界に達し、核燃料自体が核分裂を再開することである。しかしこの可能性はどうやら無い、または非常に低いようである。またそうなったらどうなるかについては、信頼できる情報は今のところ見当たらない。
3/20追記 再臨界になってもチェルノブイリよりははるかに被害が少ない。 http://getnews.jp/archives/105518
核爆発の可能性は無い。核爆発を起こすにはいくつかの条件が必要で、素人知識でも分かるのは核物質の濃度である。核爆弾の核物質濃度は90%であるが、核燃料の核物質濃度は3%に過ぎない。その他もろもろの条件が重なった場合のみ核爆発を起こす。

※状況は変化する可能性があるので、最新の情報に注意し、政府が何を言ったかと同様、何を言わなかったかにも注目して、ご自分で考察してください。

福島第一原発からの距離地図
Fukushima.jpg

放射線参考図(発表された値がどの程度なのかの比較に使ってください)
houshasen.jpg

放射線量計測サイト
全国 http://atmc.jp/
東京都新宿区 http://113.35.73.180/monitoring/index.html
東京都日野市 http://park30.wakwak.com/~weather/geiger_index.html
福島県 「原子力災害情報」の各欄から種々の測定値へのリンクがあります http://www.pref.fukushima.jp/j/


当ブログ原発事故関連記事
3/18福島原発今後の予測
福島県放射線量そろそろ限界
SPEEDIによると30キロ圏外でも“内部被ばく”注意報
3/28福島原発今後の予想
福島原発今後、食品放射性物質基準値は妥当か
福島原発今後の予測被曝量計算方法
乳児ための放射性母乳傾向と対策
福島原発プルトニウムの危険性評価

社会・科学  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)  |  ↑Top

Comment

No title

非常に参考になります。
ありがとう |  2011年03月31日(木) 14:10 |   |  コメント編集

どういたしまして

こちらこそご声援いただきありがとうございます。

現在食品に含まれる放射性物質の規制値について妥当性を検討中です。また是非よろしくお願いいたします。
CyberBaba |  2011年03月31日(木) 14:27 |   |  コメント編集

今後 を知りたくて

今後 を知りたくて検索し、読ませて頂きました。
政府の言う事が信用できなくなり、自分自身で見通しをしっかりたてたいという思いが強くなってきたのです。
これからも拝読させていただきます。

こえ |  2011年04月01日(金) 12:47 |   |  コメント編集

Re: 今後 を知りたくて

こえさん

コメントありがとうございます。

確かに政府の言うことを完全には信用できません。特にどのくらい安全か危険かということについては、数値的に示しているのではなく、言葉で言っているだけなので、全くよくわかりません。また、被曝した作業員がどうなっているのかの報道も全くありません。

しかし発表された数値や、原発の状況についてはだいたい信用できると思います。隠していることもあるようですが、現時点においては故意に隠しているというより、細かいことまではあえて発表しないだけだと感じます。

やはり大事なのは自分でちゃんと分析することだと思います。原発問題は専門的過ぎて分からないと最初から分析を諦めて噂に頼っている人も多いようですが、だいたいどうなりそうかはきちんと新聞など読めば分かりますし、影響度についてはデータを計算すれば分かります。

読解したり計算したりというと難しそうですが、冷静に考えれば小学生の国語や算数のレベルです。拒否反応を起こしてやらないから分からないだけで、やってみれば簡単なことです。日本では今回の状況を分析できるくらいの教育はされています。

次回は食品の放射性物質の規制値が妥当かどうかを検討します。これも難しい事ではなく、小学生の算数の応用問題レベルの話です。

では今後ともよろしくお願いいたします。
CyberBaba |  2011年04月01日(金) 21:27 |   |  コメント編集

No title

情報源は何処ですか?
日本政府の公式発表は信用出来ないと思いますが。
他国の評価と自国の評価に、食い違いが有る場合、自国の発表情報は疑うべき、と言うのは初歩かと
また、海外の機関の発表も日本政府により調査妨害が行われると思うので、空想の域を出ないような基礎情報しか入手できていない可能性があります。
調査方針の裏付けの取れるような機関でしょうか?

日本政府の情報を信用できない要因としては、放射性ヨウ素の基準値の引き上げなどでしょうか?
報道での有害物質の倍率を改訂後の基準で報道させる意図が見えます。
この事から、今後の原発縮小の動きへの牽制がうかがえます、現在の日本は核兵器をすぐにでも作れる状況ですが、この状況が消えると、銃社会でもなく核兵器も持たないと言う中世規模の軍事力も持たない貧弱国家になりさがります。
また、基準の改定により、保障される被ばく量の引き上げも懸念されます、馬鹿な国民が気付かないうちに国費で払う補償金を減らし、被害の規模自体が少なかったと誤認を招くように布石としての改訂との邪推も・・・
正確な情報の入手と流布を期待しております。
No Name |  2011年04月24日(日) 11:22 |   |  コメント編集

レス遅くなりすみません

No Nameさん

コメントありがとうございます。

情報源ですが、本文になるべく書いてあります。その他よく参考にしているのは新聞、計測サイトと武田邦彦氏、小出裕章氏、牧野淳一郎氏です。
http://takedanet.com/
http://hiroakikoide.wordpress.com/
http://www.artcompsci.org/~makino/journal/journal.html

政府発表は最初は全く信じていませんでした。しかし爆発があったころからだんだんまともになってきて、少なくとも公表されているデータはある程度信用できそうです。信用できないのは基準値の運用、作業員の被爆状況です。

食品などの基準の引き上げですが、それは国際的に平常値と非常時で基準が異なるのが普通で、そのこと自体については不信感を持ってはいません。ただ運用の方法に問題があります。例えば非常時の暫定基準はWHOやIAEAなどでは約1年とされているようですが、それをはっきり言いません。引き伸ばそうをする意図があるのかもしれません。牛乳は基準値を超えたものと基準値以下のものを混ぜて基準値以下にしています。被爆量については、本来外部被爆と内部被爆の合計で被爆量を計算しなければならないのに、外部被爆しか計算していません。その外部被爆についても、屋内にいる時間が長いはずだからと係数をかけて値を小さくしています。

まとめると、発表しているデータや原子炉の状態には嘘はあまり無いようですが、それを運用する際にごまかしがあり、また作業員の被爆状況などの隠し事があるということです。

このブログのシリーズを読んで自分で1回でも計算していただき考察していただければ、これらのことが理解できると思います。
CyberBaba |  2011年04月27日(水) 02:10 |   |  コメント編集

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