2012/10/11 (Thu) 09:00
LaVie NX LW450J/2 に Bodhi Linux をインストール
LaVie NX LW450J/2 に Bodhi Linux 2.0.1をインストールした。
LaVie NX LW450J/2は1999-2000年くらいに発売されていたNECのノートパソコンで、数年前まではメインマシンとして使っていたが、ここ数年全く使っていなかった。しかしこれを復活させることにして、軽量Linuxを探していたらUbuntuの派生版のBodhi Linuxを見つけ、これを載せることにした。
LaVieのオリジナルスペックはCPU PentiumIII450MHz、メモリ64MB、ハードディスク12GB,4200回転、OSはWindows98で、数年前まではメモリを最大限の256MBまで拡張し、Vine Linuxとのデュアルブートで使っていた。これをCPUを載せ替え700MHzにし、ハードディスクをSSDに載せ替えて使うことにした。
このスペックに見合うLinuxを探したところ、Bodhiを発見。Bodhi のシステム要件はCPU 300MHz、メモリ128MB、ハードディスク1.5GBなので十分搭載可能である。他の候補としてはLubuntuとPuppy Linuxがあったが、VMWare上で試しながらBodhiに決定した。
Bodhi Linuxはネットでレビューを見ると一部で酷評されていたが、なんといっても名前が良い。Bodhiとはサンスクリット語で悟りや智恵の意味で日本語音訳では菩提、デスクトップのウィンドーマネージャにはEnlightenmentが使われていて、これは英語で悟りの意味。うん、これだな、と思った。
結果、十分に実用に耐える。さすがにYoutubeを普通に再生するとコマ送り状態になってしまったが(Flash必要システム構成は最後に記述してある参考URLを参照のこと)、Youtube軽量版であればちゃんと再生できるし、元々重いソフト、例えばブラウザやSynapticパッケージマネージャ以外は軽快に動くし、重いと言ってもプラウザやSynapticも実用レベルで動く。またUbuntuの派生版なのでほとんどのUbuntuのソフトがそのまま動く。
ただし、デスクトップのEnlightenmentに細かいバグがたくさんあり、Linuxに慣れていない人には不向き。Linuxに慣れていない人はLubuntuにするか、あるいはBodhi Linuxをインストールして別のデスクトップ、例えばLXDEとかにしたほうが良い。(あ、LXDEなら初めからLubuntuにしても同じ事か。)EnlightenmentとLXDEを比較すると、そのまま使うのであればLXDEの方がおそらく使いやすく、カスタマイズするならEnlightenmentの方が選択肢が非常に多い。Puppy Linuxは癖が強い。元々設計者の意図は、インストールして使うのではなく、CDやUSBメモリから起動して使うことをメインに考えていて、全てのソフトがrootユーザ(特権ユーザ)モードで動く。またPuppyは非常に軽いと言われているが、やはりブラウザやパッケージマネージャは重く、BodhiやLubuntuと変わらない。インストールして使うならBodhiやLubuntuの方が使いやすい。
これよりBodhi Linuxについて連載予定。とりあえず今回はこれくらいにして、以下スクリーンショット。
デフォルトでインストールされているEnlightenmentのデスクトップテーマ

default

detourious

detourious-dark

A-Angelic-v3

A-LaNoche

A-Miguel2
カスタマイズしたデスクトップテーマ

軽量版ならYoutubeも見られる

参考URL
LaVie NX 仕様一覧
軽量Linuxディストリビューション
Bodhi Linux
Lubuntu
Puppy Linux
Adobe Flash Player 11 / 必要システム構成
目次
Bodhi Linux 目次
LaVie NX LW450J/2は1999-2000年くらいに発売されていたNECのノートパソコンで、数年前まではメインマシンとして使っていたが、ここ数年全く使っていなかった。しかしこれを復活させることにして、軽量Linuxを探していたらUbuntuの派生版のBodhi Linuxを見つけ、これを載せることにした。
LaVieのオリジナルスペックはCPU PentiumIII450MHz、メモリ64MB、ハードディスク12GB,4200回転、OSはWindows98で、数年前まではメモリを最大限の256MBまで拡張し、Vine Linuxとのデュアルブートで使っていた。これをCPUを載せ替え700MHzにし、ハードディスクをSSDに載せ替えて使うことにした。
このスペックに見合うLinuxを探したところ、Bodhiを発見。Bodhi のシステム要件はCPU 300MHz、メモリ128MB、ハードディスク1.5GBなので十分搭載可能である。他の候補としてはLubuntuとPuppy Linuxがあったが、VMWare上で試しながらBodhiに決定した。
Bodhi Linuxはネットでレビューを見ると一部で酷評されていたが、なんといっても名前が良い。Bodhiとはサンスクリット語で悟りや智恵の意味で日本語音訳では菩提、デスクトップのウィンドーマネージャにはEnlightenmentが使われていて、これは英語で悟りの意味。うん、これだな、と思った。
結果、十分に実用に耐える。さすがにYoutubeを普通に再生するとコマ送り状態になってしまったが(Flash必要システム構成は最後に記述してある参考URLを参照のこと)、Youtube軽量版であればちゃんと再生できるし、元々重いソフト、例えばブラウザやSynapticパッケージマネージャ以外は軽快に動くし、重いと言ってもプラウザやSynapticも実用レベルで動く。またUbuntuの派生版なのでほとんどのUbuntuのソフトがそのまま動く。
ただし、デスクトップのEnlightenmentに細かいバグがたくさんあり、Linuxに慣れていない人には不向き。Linuxに慣れていない人はLubuntuにするか、あるいはBodhi Linuxをインストールして別のデスクトップ、例えばLXDEとかにしたほうが良い。(あ、LXDEなら初めからLubuntuにしても同じ事か。)EnlightenmentとLXDEを比較すると、そのまま使うのであればLXDEの方がおそらく使いやすく、カスタマイズするならEnlightenmentの方が選択肢が非常に多い。Puppy Linuxは癖が強い。元々設計者の意図は、インストールして使うのではなく、CDやUSBメモリから起動して使うことをメインに考えていて、全てのソフトがrootユーザ(特権ユーザ)モードで動く。またPuppyは非常に軽いと言われているが、やはりブラウザやパッケージマネージャは重く、BodhiやLubuntuと変わらない。インストールして使うならBodhiやLubuntuの方が使いやすい。
これよりBodhi Linuxについて連載予定。とりあえず今回はこれくらいにして、以下スクリーンショット。
デフォルトでインストールされているEnlightenmentのデスクトップテーマ

default

detourious

detourious-dark

A-Angelic-v3

A-LaNoche

A-Miguel2
カスタマイズしたデスクトップテーマ

軽量版ならYoutubeも見られる

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Bodhi Linux
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Puppy Linux
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