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2012/10/19 (Fri) 20:00

Bodhi Linux アップデート手順と注意点(その4)

Bodhi Linux アップデート手順と注意点(その4)ー アップデートの自動通知設定

Bodhi Linux アップデート手順と注意点シリーズ目次
Bodhi Linux アップデート手順と注意点(その1)ー インストール直後のアップデート
Bodhi Linux アップデート手順と注意点(その2)ー アップデートの注意点解説
Bodhi Linux アップデート手順と注意点(その3)ー 2回目以降のアップデート
Bodhi Linux アップデート手順と注意点(その4)ー アップデートの自動通知設定

Ubuntu などでは、パッケージのアップデートの自動通知や自動アップデート機能が使えるが、Bodhi Linuxではデフォルトで自動通知機能は含まれておらず、またインストールしても完全には機能しない。update-notifier は完全に機能するが、update-manager が Bodhi Linux のリポジトリが鍵認証を用いていないため、信頼できないパッケージがあるとしてエラーメッセージを出すためである。(詳細はBodhi Linux アップデート手順と注意点(その2)ー アップデートの注意点解説を参照のこと)

しかし update-notifier の自動通知機能だけ使って、実際のアップデートは Synaptic または apt-get を使うとか、Bodhi Linux 関連のパッケージがアップデートパッケージに含まれていない場合には update-manager を使い、含まれている場合には Synaptic や apt-get を使うという選択肢もあり得る。

そこで今回は、update-notifier と update-manager のインストールと設定について解説する。なお update-notifier は update-manager に依存しているので、単独でインストールすることはできない。

手順の概略は次の通り。
・ダウンロードサーバの設定の確認
・update-notifier と update-manager のインストール
・スタートアッププログラムへの登録
・再起動
・自動通知の設定
・アップデートの実行
・パスワード入力の設定

では以下詳細について解説。

・ダウンロードサーバの設定の確認
ダウンロードサーバの設定が最適なサーバに未変更の場合、最適なサーバに変更する。すでに変更済の場合は変更不要。変更方法はBodhi Linux アップデート手順と注意点(その1)ダウンロードサーバの変更を参照のこと。

・update-notifier と update-manager のインストール
Synaptic または apt-get を用いて update-notifier のインストールをする。update-manager は update-notifier の依存パッケージなので自動的にインストールされる。その他自動で合計36個の新規インストールと3個のアップグレードが行われる。(個数はそれまでのインストール状況などやバージョンによって変わる可能性あり)。

Synaptic での手順。
・Reload アイコンをクリックする。
・update-notifier を検索する。
・update-notifier をクリックして、Mark for Installation を選択する。
・Apply アイコンをクリックする。
・Apply ボタンをクリックする。
・インストール途中で Replace configuration file '/etc/apt/apt.conf.d/10periodic'? と訊かれる。
・Difference between the files をクリックして内容を確認し、leafpad などで内容を控えておく。
・インストール途中の設定変更は Keep がデフォルトだが、ここは Replace を選択する。
・インストール終了まで待って Synaptic を閉じる。
以上でインストール終了。

apt-get での手順。
・ターミナルより以下のコマンドを入力し、パッケージ情報の更新をする。

sudo apt-get update

・パスワードを訊かれるのでパスワードを入力する。
・次のコマンドを入力し、インストールを開始する。

sudo apt-get install update-notifier

・Do you want to continue? と訊かれるので Enter または Y を入力する。
・インストール途中で次のように訊かれる。

Configuration file '/etc/apt/apt.conf.d/10periodic'
(中略)
***10periodic (Y/I/N/O/D/Z) [default=N] ?

・D を入力して内容を確認し、leafpad などで内容を控えておく。
・q を入力して差分確認画面を閉じる。
・インストール途中の設定変更は N がデフォルトだが、ここは Y を選択して設定変更する。
・インストール終了まで待つ。
以上でインストール終了。

/etc/apt/apt.conf.d/10periodic の変更内容について。表示された変更内容のコピーは以下の通り。

--- /etc/apt/apt.conf.d/10periodic 2012-10-19 12:37:19.965242574 +0900
+++ /etc/apt/apt.conf.d/10periodic.dpkg-new 2012-05-16 08:22:32.000000000 +0900
@@ -1,2 +1,3 @@
+APT::Periodic::Update-Package-Lists "1";
APT::Periodic::Download-Upgradeable-Packages "0";
-APT::Periodic::Unattended-Upgrade "0";
+APT::Periodic::AutocleanInterval "0";


ここで、行頭に + がついているのは追加される行で、- がついているのは削除される行。
各行の意味は次の通り。

APT::Periodic::Update-Package-Lists "1";
 apt-get update を 1 日毎に実行する。
APT::Periodic::Download-Upgradeable-Packages "0";
 upgrade できるパッケージの自動ダウンロードをしない。
APT::Periodic::Unattended-Upgrade "0";
 apt-get upgrade を自動的に実行しない。
APT::Periodic::AutocleanInterval "0";
 apt-get autoclean を自動的に実行しない。

・スタートアッププログラムへの登録
スタートアッププログラムに PolicyKit Authentication Agent と Update Notifier を追加する。
手順は以下の通り。

・Menu -> Settings -> All -> Apps -> Startup Applications を開く。
bodhi_update_73.jpg

・PolicyKit Authentication Agent を追加する。
bodhi_update_74.jpg

・Update Notifier を追加する。
bodhi_update_75.jpg

・スタートアップアプリケーションの順番を確認する。
bodhi_update_76.jpg

PolicyKit Authentication Agent は、update-manager の操作をする際、root 権限が必要になるので、その認証ポリシーのために必要となる。スタートアップで起動しておかないと、認証が必要ケースでボタン等をクリックしても何も変更ができない。

スタートアップアプリケーションの起動順序は以下の順にする。
・Network
・PolicyKit Authentication Agent
・Update Notifier
たぶんどのような順序でも実際には動作するが、この順序であるべき。

・再起動
ここまで終わったら再起動する。たぶんログアウト・ログインでも問題ないが、念のため。

ログインして Update Manager が自動的に起動したらインストールは成功している。
ただし、前回パッケージをアップデートした後、今回のインストールの間に新しいアップデートがない場合は通知するものが何もないので起動しない。その場合は次の手順で Update Manager を起動する。
Menu -> Applications -> Preferences -> Update Manager (Software Updates)
bodhi_update_77.jpg


・自動通知の設定
自動通知の設定の手順について。
Update Manager の起動画面は次の画像。
bodhi_update_78.jpg

左下の Settings をクリックして設定画面を開く。この画面は Synaptic の Repositories と共通である。
bodhi_update_79.jpg
設定変更前

どこか設定を変更しようとするとパスワードの入力を求められるので、パスワードを入力する。ただし、When there are other updates の変更だけはなぜかパスワードの入力なしでできる。なお先程スタートアッププログラムに PolicyKit Authentication Agent を登録したが、登録しておかないとパスワードも訊かれないが、変更しても何も反映されない。一度設定画面を閉じ、もう一度開くと元に戻っている。
bodhi_update_80.jpg

設定を好きなように変更する。お勧めの設定は以下の通り。(画面をクリックすると拡大される)
bodhi_update_81.jpg
設定変更後

それぞれの設定の意味はこちらが分かりやすい。
kledgeb: Ubuntu 12.04 アップデートマネージャ その5 - アップデートの設定
このシリーズはその1からその7まであるので、目を通しておくと良い。
kledgeb: Ubuntu 12.04 アップデートマネージャ

こちらの記事もお勧めなので、こちらも目を通しておくと良い。
Ubuntu Weekly Recipe:第83回 アップデートの管理
Ubuntu Japanese Team のスタッフが書いているので、質の高い情報が得られる。

・アップデートの実行
設定が終わったら設定画面を閉じ、メイン画面に戻り、Check をクリックする。
画面にアップデートするパッケージが表示されていたら内容を確認して、Install Updates をクリックする。
するとパスワードの入力を求められるのでパスワードを入力する。
bodhi_update_82.jpg


これでアップデートが始まればそれでOKである。
しかし以下のようなエラーが表示される場合がある。

Require installation of untrusted packages
The action would require the installation of packages from not authenticated sources.


bodhi_update_83.jpg

Details をクリックして中身をみると、Bodhi Linux 関連のパッケージが引っかかっているはずである。
bodhi_update_84.jpg

この場合は Update Manager でのアップデートを諦めて、Synaptic または apt-get でアップデートする。

なお、中途半端にアップデートできるものだけアップデートしようとしない方が良いだろう。理解して選択するなら良いが、そうでない場合、依存関係の整合性が取れなくなるかもしれない。筆者も試しに Synaptic から Bodhi Linux 関連のパッケージのみアップデートしてみたことがあるが、Enlightenment が起動しなくなり、再インストールをするはめになった。

・パスワード入力の設定
Update Manager でいちいちパスワードを入力するのが面倒な人は、パスワード入力を省く方法がある。Ubuntu では 11.10 からパスワード入力なしでアップデートできるようになっている。Ubuntu と同じようにしたいなら、policykit-desktop-privileges をインストールすると同じようになる。ただしこれは Ubuntu 用なので、Bodhi Linux、より正確に言えば Enlightenment にとっては不要な記述や副作用のある記述が含まれている。(例えばハイバネートできないようにしてある)。しかし書き方の参考にはなるので、一度インストールしてコピーを取っておくと良い。コピーを取ったらアンインストールすれば良い。インストールすると /var/lib/polkit-1/localauthority/10-vendor.d/com.ubuntu.desktop.pkla というファイルができるので、これのコピーを取っておく。

インストールとアンインストールは以下のコマンド。

sudo apt-get install policykit-desktop-privileges
sudo apt-get purge policykit-desktop-privileges


もちろん Synaptic を使っても良い。ちなみに Synaptic では、以下の方法でインストールしたファイルの一覧を簡単に見ることができる。

Properties アイコン -> Installed Files タブ


次に設定ファイルの作成を行う。ローカルの設定ファイルは /var/lib/polkit-1/localauthority/50-local.d/ に置くと決まっているようであるので、それに従う。名前は .pkla で終われば何でも良いようなので、update-manager.pkla とでもしておく。

sudo leafpad /var/lib/polkit-1/localauthority/50-local.d/update-manager.pkla


以下の内容を記述して保存する。

[Update already installed software]
Identity=unix-group:adm;unix-group:sudo
Action=org.debian.apt.upgrade-packages
ResultActive=yes

Identity=unix-group:adm;unix-group:sudo
Action=org.debian.apt.install-or-remove-packages
ResultActive=yes

[Apply software properties changes]
Identity=unix-group:adm;unix-group:sudo
Action=com.ubuntu.softwareproperties.applychanges
ResultActive=yes


あるいは1ブロックにまとめても良い。

[No password for Update Manager]
Identity=unix-group:adm;unix-group:sudo
Action=org.debian.apt.upgrade-packages;org.debian.apt.install-or-remove-packages;com.ubuntu.softwareproperties.applychanges
ResultActive=yes


[]はコメント。
Identity はこのポリシーが適用されるグループまたはユーザ。
Action はアップデートマネージャのパスワード要求画面の Details をクリックすると表示される Action。
ResultActive は yes ならパスワードなし、auth_admin ならパスワード要求。

ファイルを作成すれば、再起動をしなくても即時に反映されるはずである。

アップデートマネージャのパスワード設定について参考にしたのはこちら。
11.10 - Update Manager doesn't ask for a password - Ask Ubuntu
マニュアルはこちら。
Ubuntu Manpage: pklocalauthority - PolicyKit Local Authority

以上でアップデートの自動通知設定の解説と「Bodhi Linux アップデート手順と注意点」シリーズは終了。
なお、Bodhi Linux のアップデートの自動通知設定については参考資料がなく、Ubuntu の資料を参考に試しながらやったので、不具合があった場合はご容赦を。また何か不具合や情報があればコメントいただければありがたいです。


Bodhi Linux アップデート手順と注意点シリーズ目次
Bodhi Linux アップデート手順と注意点(その1)ー インストール直後のアップデート
Bodhi Linux アップデート手順と注意点(その2)ー アップデートの注意点解説
Bodhi Linux アップデート手順と注意点(その3)ー 2回目以降のアップデート
Bodhi Linux アップデート手順と注意点(その4)ー アップデートの自動通知設定

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Bodhi Linux 目次
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