2013/03/17 (Sun) 18:00
Bodhi Linux Enlightenment 最低限のカスタマイズ
・重なったウィンドウのどこでも一部をクリックした場合、そのウインドウが一番上に来るようにする
・設定ダイアログのデフォルトをアドバンストモードにする
・デスクトップテーマのデザイン変更
・設定ダイアログを最小化最大化できるようにする
・画面のスケーリングの変更
・シェルフのサイズの変更
・ガジェットのインストール
・ガジェットのフォントサイズの変更
詳細は以下。
・重なったウィンドウのどこでも一部をクリックした場合、そのウインドウが一番上に来るようにする
ウィンドウが重なっている場合、デフォルトではウィンドウのタイトルバーをクリックしないと下のウィンドウが一番上に来ない。これは結構不便である。重なったウィンドウのどこでも一部をクリックした場合、そのウインドウが一番上に来るように変更した。変更方法は以下。
Main Menu → Settings -> All -> Windows -> Window Focus -> Click Window to Focus
・設定ダイアログのデフォルトをアドバンストモードにする
設定ダイアログは、ベーシックモードとアドバンストモードの2つを持っている設定項目が多い。デフォルトではベーシックモードが最初に表示され、Advenced をクリックするとアドバンストモードが表示されるようになっている。これを最初からアドバンストモードで表示するよう変更した。変更方法は以下。
Main Menu → Settings -> All -> Settings -> Dialogs -> Advanced Mode
・デスクトップテーマのデザイン変更
デスクトップテーマのデザインは、いくつかのテーマを組み合わせることも可能である。変更方法は以下。
Main Menu → Settings -> All -> Look -> Theme
ここからパーツごとのテーマの選択ができる。
また、新たにテーマをインストールするには以下のページが便利。
bodhi_e17_themes_v2 - Bodhi Linux
ここから直接インストールもできるが、閲覧だけして Synaptic パッケージマネージャからインストールことも可能。Synaptic でキーワード "bodhi theme" で検索すると出てくる。ただし筆者の場合、気に入ったテーマが無かったので、結局自分でテーマを自作した。方法については後日掲載予定。
・設定ダイアログを最小化最大化できるようにする
デフォルトでは設定ダイアログの最大化最小化はできない。これをできるようにした。変更方法は以下
Main Menu → Settings -> All -> Settings -> Dialogs -> Normal Windows
・画面のスケーリングの変更
デフォルトでは画面のスケーリングはなぜか 1.2 になっている。つまり各種スケーリングの設定値より20%拡大されて表示される。表示を厳密に微調整したい場合は混乱が起きるので、これを 1.0 に変更した。変更方法は以下。
Main Menu → Settings -> All -> Look -> Scaling -> Don't Scale
・シェルフのサイズの変更
シェルフとは、Windows で言うタスクバー、他の Linux で言うパネルのことである。このサイズを 28 ピクセルに変更した。変更方法は以下。
シェルフ右クリック -> Settings -> Size -> Height ( 28 pixels )
・ガジェットのインストール
Enlightenment でガジェットとは、デスクトップのガジェットとシェルフのガジェットの両方を指す。シェルフにCPU使用率、メモリ使用率を表示したいので、それぞれのパッケージ cpu と mem をインストールした。さらに、デフォルトの時計は見にくかったので、tclock というパッケージをインストールした。インストール方法は Synaptic パッケージマネージャから、または以下のコマンドでインストールできる。
sudo apt-get install cpu mem tclock
インストールしたガジェットをシェルフに表示するには、2段階の操作が必要となる。
1段階目はモジュールのロードである。
Main Menu → Settings -> Modules -> System -> Cpu -> Load
Main Menu → Settings -> Modules -> System -> Mem -> Load
Main Menu → Settings -> Modules -> Utilities -> TClock -> Load
2段階目はシェルフへの追加である。
シェルフを右クリック -> Contents -> Available Gadgets -> Cpu -> Add Gadget
シェルフを右クリック -> Contents -> Available Gadgets -> Mem -> Add Gadget
シェルフを右クリック -> Contents -> Available Gadgets -> TClock -> Add Gadget
ガジェットの設定を変更するには以下の操作。
シェルフを右クリック -> ガジェット名 -> Settings
ガジェットによってはデザインの変更ができるものがある。デザインを変更したい場合は以下の操作。(ただし、実際に表示してみないとどんなデザインなのかが分からないのが難点。)
Main Menu -> Settings -> All -> Look -> Theme -> Theme Category -> modules/ガジェットのモジュール名 -> Themes -> テーマ名 -> Assign -> Apply
ガジェットの位置を移動するには以下の操作。
シェルフを右クリック -> Begin Moving Gadgets -> マウスでドラッグ
移動を終了するには以下の操作。
シェルフを右クリック -> Stop Moving Gadgets
消したいガジェットがある場合は以下の操作で消せる。
消したいガジェットを右クリック -> ガジェット名 -> Remove
この時間違ってシェルフを消さないように!
消してしまった場合の回復方法は以下を参照のこと。
Enlightenment トラブルシューティング
・ガジェットのフォントサイズの変更
シェルフのサイズを小さくしたので、ガジェットによっては文字がはみ出てしまう。そこでガジェットのフォントサイズの変更をした。変更方法は以下。
Main Menu → Settings -> All -> Look -> Fonts -> Core -> Modules -> Small -> Enable Font Class -> Font -> DejaVu Sans -> Size -> 変更したいサイズ
これでも思い通りにならないフォントがいくつかあるので、いくつかのガジェットはソースを入手し変更した。方法については後日掲載予定。
目次
Bodhi Linux 目次
Bodhi Linux インストール後作業一覧
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック