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2013/04/24 (Wed) 22:00

Bodhi Linux 日本語化

Bodhi Linux 2.x.y の日本語化について。


・Bodhi Linux の日本語化についての予備知識

Bodhi Linux 2.x.y シリーズは、Ubuntu 12.04 (コードネーム Precise Pangolin)をベースとしている。従って、基本的に Ubuntu の日本語化の方法と同じである。

Bodhi Linux を完全に日本語環境にしてしまうのであれば、Ubuntu Japanese Team のパッケージをインストールするのが最も簡単かつ確実であろう。ただし、多言語環境で使う場合は一部に不具合が出ることがあるようである。

もう一つの方法は、日本語ランゲージパック、日本語インプットメソッド、日本語フォントをインストールして日本語化する方法である。ただしこの場合は、一部の日本語に不具合が出ることがあるようである。
従って、日本語環境に重点を置くか、多言語環境に重点を置くかでどちらかを選択する必要がある。

詳しくは以下の Ubuntu Japanese Team の「Ubuntuの日本語環境」を参照のこと。Japanese Team による追加パッケージの利用方法もこちらに書いてある。
http://www.ubuntulinux.jp/japanese

今回ここでは、多言語を重視した方法、つまり Japanese Team による追加パッケージを使わず、日本語ランゲージパック、日本語インプットメソッド、日本語フォントをインストールする方法について記述する。ただし、Bodhi Linux のバージョンによってやり方が多少異なる。パージョンが新しいほど設定が単純で、古いほど複雑な設定が必要。ここでは執筆時点の最新バージョン 2.3.0 の例で解説する。


・インストールするパッケージ

日本語ランゲージパックは、language-pack-gnome-ja をインストールすると他の必要なパッケージもインストールされる。Firefox のロケールパッケージもインストールされるが、Thunderbird のロケールパッケージはインストールされない。Thunderbird のロケールバッケージもインストールするなら、thunderbird-locale-ja もインストールする。

日本語インプットメソッドは、ibus-mozc で良いだろう。ibus-mozc をインストールすると、他の必要なパッケージもインストールされる。

日本語フォントは好きなものを選べば良い。メジャーなところでは、Takao, IPA, VLなどがあるが、今回は Ume P Gothic C5 Medium を使うことにした。このフォントは fonts-horai-umefont パッケージに含まれている。

インストールするパッケージをまとめると以下。
language-pack-gnome-ja, ibus-mozc, fonts-horai-umefont, (thunderbird-locale-ja)

Synaptic パッケージマネージャまたは、apt-get install コマンドを用いてインストールする。


・フォントの設定

fonts-horai-umefont には、いくつかのフォントが含まれている。この中で、Ume P Gothic C5 Medium を使いたい。そのための設定方法。
ラテン文字以外のフォントの優先順位は、基本的に /etc/fonts/conf.d/65-nonlatin.conf に記述する。(一部のフォントは独自のファイルに記述しているが、そうするとフォントの優先順位の記述が複雑になる。)エディタで /etc/fonts/conf.d/65-nonlatin.conf を開くと3つのセクションに分かれているのが分かる。

<family>serif</family>
<family>sans-serif</family>
<family>monospace</family>

serif は髭飾りのついた書体、sans-serif は髭飾りのない書体、monospace は均等幅の書体である。日本語の場合は、serif にはプロポーショナル明朝体、sans-serif にはプロポーショナルゴシック体、monospace には均等幅ゴシック体を割りあてることが多い。それぞれのセクションの、上にあるフォントが優先される。

筆者の場合は明朝体は好きではないので、serif にもゴシック体を割り当て、また Ume P Gothic の Regular は線が細いので Medium フォントを優先して割り当てた。設定ファイル /etc/fonts/conf.d/65-nonlatin.conf の記述例は以下。

<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
<fontconfig>
    <alias>
        <family>serif</family>
        <prefer>
            <family>Ume P Gothic C5</family>
                        (中略)
        </prefer>
    </alias>
    <alias>
        <family>sans-serif</family>
        <prefer>
            <family>Ume P Gothic C5</family>
                        (中略)
        </prefer>
    </alias>
    <alias>
        <family>monospace</family>
        <prefer>
            <family>Ume Gothic C5</family>
                        (中略)
        </prefer>
    </alias>
</fontconfig>


一旦ログアウトして再びログインすると設定が反映される。
設定の確認は以下のコマンド。それぞれ設定したフォントが表示されればそれでOK。

fc-match :lang=ja
fc-match serif:lang=ja
fc-match sans-serif:lang=ja
fc-match monospace:lang=ja


・ibus-mozc の設定

1.以下の順で Input Method Settings ダイアログを開く。

Main Menu -> Settings -> All -> Language -> Input Method Settings


2.ダイアログモードが Advanced になっている場合は Basic をクリックする。
Imput_Method_Settings.png
3.Use No Input Method のチェックを外す。
4.ibus をクリックする。
5.Setup Slected Input Method をクリックする。
6.Input Method タブをクリックする。
IBus_Preferences.png
7.Customize active input methods のチェックを入れる。
8.Select an input method をクリックする。
9.Japanese Mozc をクリックする。
10.Add をクリックする。
11.Close をクリックする。
12.Input Method Settings ダイアログの OK をクリックする。

これでシステムトレイにキーボードアイコンが現れ日本語入力が可能になるが、しかし再起動するとキーボードアイコンが消えて日本語入力ができなくなる。これを修正するには以下の処理を行う。

1.以下の順で Input Method Switcher ダイアログを開く。

Main Menu -> Settings -> All -> Preferences -> Input Method Switcher


Imput_Method_Switcher.png
2.Use IBus (ibus) を選択する。
3.OK をクリックする。


・日本語化

一旦ログアウトし、ログイン画面の Language より ja_JP 日本語(日本)を選択してログインする。これで日本語化されている。他の言語にする場合は一旦ログアウトし、ログイン画面の Language より言語を選択してログインする。(もちろん先に記述した方法で言語をインストールしていることが前提。)


・フォルダの英語化

上記までの状態だと、ホームディレクトリに「Desktop」というフォルダと「デスクトップ」というフォルダの2つができてしまう。英語(Default)でログインしたときはDesktopフォルダ、日本語でログインしたときはデスクトップフォルダが使われ互いに共通していないので非常に不便である。そこでこれを解消する方法。

1.xdg-user-dirs-gtk-update をインストールする。
2.一旦ログアウトし、英語でログインする。
3.「デスクトップ」フォルダを削除する。
4.もう一度ログアウトし、日本語でログインする。
5.この時、フォルダ名を英語にするか日本語にするか訊いてくるので英語にする。

この方法だと Desktop 以外にも Documents, Download, Music, Pictures, Public, Templates, Videos のフォルダができてしまうが、「Desktop」と「デスクトップ」の二重性は解消される。


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Bodhi Linux 目次
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