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2009/01/31 (Sat) 21:00

マイバッグは本当に必要か?

前回マイ箸は本当に必要か?で、マイ箸がある程度有効であることを述べましたが、
今回はマイバッグが本当に必要かについて検討します。

結論から書くと、 マイバッグ派の方には申し訳ありませんが、
マイバッグは必ずしも必要ではありません。


・筆者の方法

スーパーでは、使いまわしの効くサイズのレジ袋をもらいます。
最も使いまわしが効くのは、普通にくれるサイズのレジ袋の内、一番大きなレジ袋です。
ただし場合により使いまわしの効くサイズが異なる場合があるので、
時と場合によります。

次に買い物に行くときには、 前回もらったレジ袋を持っていきます。
ポケットや鞄などに入れられるので、邪魔にもなりません。
ヨーロッパではレジ袋は有料なので、ほとんどの人がこうしています。

何回か使うと汚れたり痛んだりしますので、ゴミ袋に使います。
そしてまたレジ袋をもらいます。

こうすると、大掃除などの場合を除き、ゴミ袋を買う必要がありません。
レジ袋をもらわなくても、ゴミ袋を買って使っているならあまり意味がありません。

レジ袋を持っていくのを忘れた場合など、レジ袋を持っていない場合は、
レジ袋をもらい、予備として家に置いておきます。
いずれは必ず使うので、無駄にはなりません。


・資源の無駄にはならないか?

石油というのは、単一の成分で出来ているのではありません。

レジ袋の原料はナフサという成分から、さらにポリエチレンに加工されて作られます。
これはエネルギーとしては使えません。
また他の製品への用途もあまり無いようです。(だからレジ袋は無料なのです)

そして石油の様々な成分からは、その特徴に合わせていろいろな製品が作られ、
石油の需要はそのトータルバランスで決まるので、
レジ袋の需要だけが増えても、石油全体の消費量には変化がありません。

しかしながら日本は、レジ袋の6割弱を輸入しています。
ですから資源の観点から観るとレジ袋を減らす必要はあります。

しかしそれはレジ袋をもらう回数を半分に減らせば良いだけです。
レジ袋を全部無くす必要はありません。
レジ袋を使いまわしするのであれば、マイバッグを持つ必要はありません。

マイバッグを使っても、ポリエチレンゴミ袋を買うのであれば、同じことです。
レジ袋を紙に変えた企業もあるようですが、
ポリエチレンより、木材からできる紙の方がある意味では貴重です。


・廃棄物汚染の影響は?

ポリエチレンは燃やしても基本的に無害です。
CO2は発生しますが自然分解しないので、燃やすのがおそらく一番です。

発生するCO2の絶対量を聞くとびっくりしますが、相対的には大した量ではありません。
ポリエチレンは最終的になんらかの方法で処理しなければならないので、
総合的に考えて燃やすのが一番です。

ごくわずかの有害物質が検出された例もあるようですが、
おそらく他のゴミに含まれる、同じ成分の有害物質の方が影響が大でしょう。

またそれらの有害物質に対しては、清掃工場には対策設備が付いています。
レジ袋だけ心配する必要性はないと考えられます。

最も影響が大きいのは、河や海に捨てられた場合でしょう。
魚などがレジ袋を飲んで死んだという報告例もありますし、
海岸などのゴミは見苦しいものです。

ポリエチレンは石油精製の過程で必ず発生し、また自然分解しないので、
ゴミ袋として燃やしてしまうのが、おそらく一番の処理方法です。
(不燃ゴミの袋は燃やせませんが)


・有料化は必要

レジ袋が無料でも、全ての人が使いまわしを実行できるなら問題ありませんが、
実際にはそうはいきません。
レジ袋の有料化は必要だと考えられます。

現在スタンプを押すなどが行われていますが、紙とスタンプと労力の無駄です。
数多くの店がそれぞれのスタンプカードを発行するとなると、
持ってるだけで財布が膨らんでしまいます。

レジ袋は有料化すべきです。


・まとめ

1.レジ袋は使いまわしの効くものをもらう(通常は普通サイズで一番大きなもの)
2.レジ袋は何回か使いまわす
3.最後はゴミ袋として使う
4.使いまわしできないレジ袋はもらわない
5.有料のゴミ袋は大掃除など以外では使わない
6.レジ袋は有料化する

こうすればマイバッグは要りません。

もちろんマイバッグは害があるわけではないので、
使いたい人が使う分には問題ないと思います。
また条例などにより、レジ袋でゴミ出しできない地域の場合などは、
マイバッグが必要でしょう。


もっと根本的な問題は、石油は有限なので、いつかは無くなるということです。
それまでに代替エネルギーを開発すれば良いと、
安易に考えている方も多いと思いますが、
現在石油起源のエネルギーを全部代替できる方法は見つかっていません。
いろいろな方法を組み合わせてもおそらく不可能でしょう。
ですから、エネルギーをそれほど使わなくても済むような
生活スタイルの確立が必要だと考えられます。
その意味では今からマイバッグをもつことは有効ですが、
ゴミ袋にポリエチレンを使っていては根本解決になりません。

根本的な問題から目をそらせされるようなプロパガンダに乗ってはいけません。


※今回調べた中で、石油科学について以下が参考になりました。
石油からポリエチレンやその他が作られる過程が、視覚的に理解できます。
石油化学製品はこうしてつくる

社会・科学  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  ↑Top

Comment

No title

編集部.Kです。
マイバックにマイ箸、エコにフローライフ、ビジネスの食い物に…なんてことも、思ってしまいます。が、もちろんビジネスといっても最近では、社会的企業家やコミュニティビジネスなど、社会に良い、そんな視点から考えようというのがあります。スロー、だロハスだ、そんな最近のことばにサッと乗るのも一つですが、なぜそうなんだ、どうして今そう言われているのか、CyberBabaさんのようにきちんと調べ、そしてこの頭で考えということを省かないようにしたいものです。最近そんなことを考えます。
そうそう、ブログがリニューアルしましたのでまた一度訪問してみてくださいね。
編集部.K |  2009年08月06日(木) 09:23 |   |  コメント編集

ありがとうございます

編集部.Kさん

お久しぶりです、コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり何でもビジネスにしようとする風潮にはうんざりです。
代替エネルギー関連でもいかがわしいというか、
原理的に無理があるものを無理やりビジネスにしているものも多いようです。

ブログ拝見しました。
さすがにしっかりした記事を書いておられますね。
また拝見しに参ります。
今後ともよろしくお願いいたします。
CyberBaba |  2009年08月06日(木) 16:03 |   |  コメント編集

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