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2009/02/04 (Wed) 21:00

Fedora 10 に VMware Tools をインストール

Fedora 10 に VMware Tools をインストールする方法。      English
意外に難航したので方法を書いておく。

環境
ホストOS   Windows Vista 64bit
仮想マシン   VMware Player 2.5.0
ゲストOS   Fedora 10 (F10-i686-Live.iso)

VMware Player と Fedora 10 のインストールは参考サイトがあり、
それほど問題はなかった。(時間はかかり面倒ではあるが)
難航したのは vmware-tools のインストール。

使いたい機能は以下の3つ。
・ホストOS、ゲストOS間のコピー、カット、ペースト
・マウスドラッグによるゲストOSの画面拡大(縮小は元からできる)
・ホストOSの共有フォルダをゲストOSで共有(HGFS)

VMware Tools のインストールで試みた方法は以下の3つ。
・open-vm-tools-2009.01.21-142982 よりインストール(失敗)
・VMware Player 2.0.5 に含まれる linux.iso よりインストール(大失敗)
・VMware Server 2 for Windows に含まれる linux.iso よりインストール(成功)


open-vm-tools-2009.01.21-142982 よりインストールは、
一見簡単に成功したかに見えるが、上記の使いたい機能はなにも使えない。
READMEにも現時点では Fedora 8 でテストされたとは書かれているが、
Fedora 10 でテストされたとは書かれていない。
しかしバージョンアップされて Fedora 10 でも動作すれば、
おそらく open-vm-tools を使う方法が最も簡単であろう。

依存モジュールが多すぎ、また設定が面倒なのでお勧めしない。

VMware Player 2.0 に含まれる linux.iso よりインストールは、
Fedora 10 の場合はやってはいけない。
VMware Server に含まれる VMwareTools のバージョンは 2.0.0
VMware Player 2.0.5 に含まれる VMwareTools のバージョンは 6.0.5 で
一見するとこちらの方が良いようだが、Fedora 10 では使ってはいけない。
途中でコンパイルエラーが発生し、
それでも続行すると Fedora 10 がフリーズしてしまい、
強制終了(Ctrl+Alt+Insert)さえできなくなり、
Fedora 10 のインストールからやり直すはめになる。

従ってこれより、
VMware Server 2 for Windows に含まれる linux.iso よりインストールの方法を説明する。


1.VMware Server より linux.iso を取り出しておく
VMware Server は VMware のサイトよりダウンロードし、インストールする。
欲しいのは linux.iso だけなのだが、インストールしないと取り出せない。
このとき、VMware Player と VMware Server は共存できないので、
VMware Player より先に VMware Server をインストールして、
linux.iso を取り出しておいたほうがインストールの手間と時間を短縮できる。
注意すべきことは、後で VMware Player をインストールすると、
VMware Server のファイルが消えてしまうので、
必ず linux.iso をコピーをしておくこと。

2.VMware Player をインストールする
詳細は省略。他のサイトを参照のこと。

3.Fedora 10 をインストールする
Fedora 10 のインストールは Live CD になっており、
Fedora 9 までより簡単にインストールできる。
詳細は省略。他のサイトを参照のこと。

4.VMware Tools をインストールするのに必要なパッケージを追加する
yum コマンドでも追加できるが、
GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を使うのが簡単。

「システム」->「管理」->「ソフトウェアの追加/削除」
            または
"System" -> "Administration" -> "Add/Remove Software"


追加するパッケージは以下の4つ。
・The Linux kernel
 (kernelで検索可能)
・Development package for building kernel modules to match the kernel
 (上記のカーネルに対応するカーネル開発ツールのこと。kernelで検索可能)
・Various compilers (C, C++, Objective-C, Java, ...)
 (gccのこと。gcc で検索で検索可能)
・A GNU tool which simplifies the build process for users
 (makeのこと。makeで検索可能)
一つづつインストールしなくても、チェックだけしておいて、
後でまとめてインストールができる。

5.Fedora 10 をシャットダウンする
理由は以下の2つ。
・カーネルをアップデートしているため
・次ステップの linux.iso をマウントするため

6.linux.iso のマウントの設定をする
vmxファイルに以下を記述する。

ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "linux.iso"
ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
ide1:0.startConnected = "TRUE"
ide1:0.autodetect = "TRUE"


"linux.iso" は、1.で取り出したファイルで、
vmxファイルと同じフォルダにある場合の記述方法。
同じフォルダにない場合はパスを記入する。

7.共有フォルダの設定をする
vmxファイルに以下を記述する。

##### Shared Folders #####
sharedFolder0.enabled = "TRUE"
sharedFolder0.present = "TRUE"
sharedFolder0.writeAccess = "TRUE"
sharedFolder0.readAccess = "TRUE"
sharedFolder0.hostPath = "D:\share"
sharedFolder0.guestName = "share"
sharedFolder0.eXpiration = "never"
sharedFolder.maxNum = "1"
isolation.tools.hgfs.disable = "FALSE"


"D:\share"は共有するホストOSのフォルダ名。共有したいフォルダのパスを記述する。
"share"は共有するフォルダのゲストOS上でのディレクトリ名。
この場合は /mnt/hgfs/share が共有されたディレクトリになる。
share の名前は好きなようにつけられるが、/mnt/hgfs は変更不可。
/etc/fstab の編集または mount コマンドで好きなマウントポイントに mount できる。

他の場所にしたい場合はシンボリックリンクを張って対応する。

ln -s /mnt/hgfs/share /home/foo/share



8.VMware + Fedora 10 を起動する
省略。

9.VMwareTools-2.0.0-122956.tar.gz を適当なディレクトリにコピーする
cp コマンドでコピーしても良いが、GUIを使った方が簡単。
デスクトップに VMware Tools というアイコンがあるので、
クリックすると VMwareTools-2.0.0-122956.tar.gz というファイルがが含まれている。
これをドラッグして適当なディレクトリにコピーする。

VMwareTools-2.0.0-122956.i386.rpm というファイルも存在するが、
この場合は rpm を使っても作業が簡単にも早くもならないので、
VMwareTools-2.0.0-122956.tar.gz を使ったほうが良い。

10.VMwareTools-2.0.0-122956.tar.gz を展開する
tar コマンドで展開しても良いが、
GUIでファイルをクリックすると簡単に展開できる。

11.端末を開く

「アプリケーション」->「システムツール」->「端末」
            または
"Applications" -> "System Tools" -> "Terminal"



12.展開されたディレクトリ vmware-tools-distrib へ移動する

cd path_to_copied_dir/vmware-tools-distrib



13.インストールコマンドをスーパーユーザ(root)で実行する

su
./vmware-install.pl


質問には全部 Enter を押していけば良い。
ただし、Fedora 10 にはデフォルトでは xorg.conf が存在しないので、
vmware-install.pl は、xorg.conf が存在しない、作れないとメッセージを表示するが、
これは無視してよい。
(xorg.conf が必要な場合の注意点については後述)

14.vmware-install.plが指示したコマンドをスーパーユーザ(root)で実行する

/etc/init.d/network stop
rmmod pcnet32
rmmod vmxnet
modprobe vmxnet
/etc/init.d/network start


やらなくても特に問題なさそうだが、一応指示通りにやっておく。

インストールが完了すると、
・ホストOSの共有フォルダをゲストOSで共有(HGFS)できるようになる。

共有できていない場合は、VMware Player のメニューから、

"VMware Player" -> "Shared Folders" -> "Always enabled"


になっているかをチェックする。

15.vmware-user の設定をする
vmware-install.pl が完了しても、以下の2つの機能はまだ使えない。
・ホストOS、ゲストOS間のコピー、カット、ペースト
・マウスドラッグによるゲストOSの画面拡大(縮小は元からできる)

これらの機能を実行するのは vmware-user コマンドである。
しかし、vmware-install.pl は Fedora 10 の場合は、
vmware-user を適切に設定してくれないので、
Fedora 10 を再起動しても上記の機能は使えない。

vmware-user をログインしたときに有効にするために、GUIで以下の設定をする。

「システム」->「設定」->「ユーザ向け」->「セッション」->「追加」
名前    VMware User Agent
コマンド   vmware-user
説明    VMware User Agent
            または
"System" -> "Preferences" -> "Personal" -> "Sessions" -> "Add"
Name      VMware User Agent
Command    vmware-user
Comment    VMware User Agent


名前(Name)や説明(Comment)は適当でも良い。
これで再起動してログインすれば、使いたかった機能が全て使えるようになる。


・補足1 xorg.conf についての注意事項
Fedora 10 ではデフォルトで忌々しい xorg.conf がなくなったのは非常に良いことだが、
タッチパッドを使う場合などでは、相変わらず xorg.conf が必要らしく、
/etc/X11/xorg.conf が存在する場合には、Fedora 10 はその設定を優先する。

xorg.conf が必要な場合は vmware-install.pl は、
テンプレートを /tmp に作ってくれるので、表示されたファイル名をメモしておく。

しかしここで注意すべきことは、
作成されたテンプレートは Fedora 10 には対応していないらしく、
そのままでは使えないということだ。
xorg.conf が必要な場合でも、
単純にそれを /etc/X11/xorg.conf にコピーしてはいけない。
二度と画面を見られなくなる可能性がある。

対応方法の一つは、共有フォルダに xorg.conf を作っておき、
/etc/X11/xorg.conf はシンボリックリンクにする方法である。

ln -s /mnt/hgfs/share/xorg.conf /etc/X11/xorg.conf


こうすれば xorg.conf をホストOS上で編集しながら、
Fedora 10 の再起動を繰り返し行って、設定を詰めていくことができる。
設定が完了したら、/etc/X11/xorg.conf をリンクではなくファイルにすれば良い。

Fedora 10 の画面が見られなくなった場合は、Ctrl+Alt+Insert で再起動する。
最悪の場合でも、ホストOS上の xorg.conf の名前を変更してしまえば、
Fedora 10 を起動することができる。

なお作成されたテンプレートで不要なセクションはおそらく以下の部分。

Section "Module"
Section "Files"
Section "ServerFlags"


これらを削除またはコメントアウトして試してみると良いだろう。

・補足2 VMware Player のバージョンについて
現時点での最新バージョンは 2.5.1 だが、2.5.0 の方が使い勝手が良い。
理由は、2.5.1 の場合、
ホストOS (Windows Vista) の画面一番下のタスクバーをクリックして
他のアプリケーションに切り替える場合、
3回クリックしないと切り替わらないからである。
おそらく細かいバグだと考えられる。

関連記事
Install VMware Tools to Fedora 10
Vine Linux 4.2 に VMware Tools をインストール
VMware Tools vs. open-vm-tools
VMware Tools 動作確認一覧表
VMware HGFS mount 設定


【追記】

後で気づいたのだが、ホストOSとゲストOS間のファイルやディレクトリの、
ドラッグ&ドロップもできる。これは便利!

また、機能限定ながら open-vm-tools が使えたという記事も発見。
Proto-KISS Blog Fedora 10 + VMware Tools

たぶん使っている open-vm-tools が違う。
自分の場合は SouceForge.net よりソースをダウンロードしてビルド。
上記のブログの場合は http://livna-dl.reloumirrors.net/fedora/10/i386/
rpmリポジトリに加えてから、yum でインストール。

たぶんその違いだが、機能が限定されるので、やっぱり本文の方法が現時点ではベスト。
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Comment

No title

CyberBabaさん、はじめまして
Proto-KISS Blogの大谷津と申し上げます。
コメントありがとうございました。
vmware-userを起動すれば問題ないみたいですね。
こちらでも検証してみて、記事に書こうと思います。

備忘録としてブログを置いておいたので、
コメントがついて正直驚きました 笑

ご指摘本当にありがとうございました。
Proglet |  2009年02月16日(月) 00:00 |   |  コメント編集

No title

大谷津さん、コメントありがとうございます。

よくいろいろ研究されてますね。
まだ学生さんなのに頼もしいです。

時々のぞいて参考にさせていただきますので、
よろしくお願いいたします。
CyberBaba |  2009年02月16日(月) 16:22 |   |  コメント編集

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