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2009/02/21 (Sat) 21:00

マハーバーラタの読み方

krishna_arjuna_2.jpg


前回バガヴァット・ギータ背景でマハーバーラタのあらすじを書きましたが、
そのあらすじの読み方です。マハーバーラタの物語は寓話です。
この物語を事実であるとか、戦争を鼓舞しているとか、そのように読んではいけません。
ましてや核戦争の話であるとかはトンデモです。
これは修行者の心の中の物語です。

アルジュナがクルクシュートラの戦場で敵を一望したのは、心の中の内観を表しています。

そして敵が身内であるというのは、敵とは実は自分の心の中にあることを意味しています。

敵であるカウラヴァの100王子というのは、100の煩悩を意味しています。
仏教では108ですが、この場合はたくさんあるというだけで、本質的には同じ意味です。
100王子の長男のドゥリヨーダナは強欲の象徴です。

100王子が盲目の王ドリタラーシュトラから生まれたというのは、
煩悩は盲目の心、すなわち無明から生じるという意味です。

尊敬する長老ビーシュマと師ドローナも敵であるのは、
かつては役に立ったが、今はもう役に立たなくなった教えに対する執着を意味しています。

クリシュナが敵を全滅させよと言うのは、すべての煩悩、執着を断ち切れという意味です。

アルジュナがクリシュナの軍勢ではなく、御者のクリシュナ一人を選んだというのは、
本当に精神的に価値のあるものは、
軍勢、すなわち能力や地位や財産に勝るということの象徴です。

そしてアルジュナが勇気を失いまた回復したのは、
修行はくじけてもまた勇気をもって戦わねばならないということを表しています。


【追記】

実際には煩悩、執着と戦ってはいけないとされています。
闇と格闘しても実体のないものとの戦いであり、
一人相撲となり負けるだけだと言われています。
闇に打ち勝つには覚りの光が必要だとされています。
繰り返しますが、この物語は寓話です。

しかしクリシュナが説いたバガヴァット・ギータは寓話ではありません。
さまざまな修行などについて具体的に説いています。
次回よりバガヴァット・ギータを解説していく予定です。
ヒンドゥー  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  ↑Top

Comment

こちらは雨です。

はじめまして。
大変興味深く読ませて頂いています。30代女性です。

マイバッグやマイ箸など私達にとって身近なお話から
ヒンドゥーの神のお話まで幅が広くとても刺激になります。

cyberBaba様のように物事を深く追求して考える事って
本当に素敵ですね。とても憧れます。

めるりぃ |  2009年02月22日(日) 18:15 |   |  コメント編集

こちらは薄曇です

めるりぃさん、はじめまして

コメントありがとうございます。
お褒めいただき光栄です。
子育て大変そうですね。
これからもご愛読お願いいたします。
CyberBaba |  2009年02月22日(日) 23:41 |   |  コメント編集

No title

こんにちは。
私も神話が好きです。それはストーリーの隠喩が解がれてゆくのに、いつもワクワクするからです。
CyberBabaさんのように専門的な知識のある方が、わかりやすい解説をして下さると、すごくいいです。
画像もたいへん綺麗ですね。
カーラビンカ |  2009年02月23日(月) 11:50 |   |  コメント編集

ありがとうございます

カーラビンカさん

いつもコメントありがとうございます。
神話については今回でいったん終了です。
次回からはバガヴァット・ギータの経典に移っていく予定です。
残念ながら、、、字ばかりになりそうです。
CyberBaba |  2009年02月23日(月) 14:58 |   |  コメント編集

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